一人暮らしを始めようと検討する上で部屋を探す際に気になってくるのが、やはり毎月かかってくる費用のひとつである家賃です。理想の部屋を見つけたとしても自分の給料で家賃を払えるかどうかが決め手になっていますし、逆に許容できる家賃だったとしても周辺の賃貸住宅との相場の兼ね合いが気になると言う人も少なくありません。そのため利用したい部屋を見つけた場合はかかってくる家賃が周辺の相場から外れていないかどうか・自分で支払えるかどうかと言うところがポイントになってきます。
一人暮らしの人が選択する部屋の間取りとしては主に１Ｒ（ワンルーム）・１Ｋ・１ＤＫ・１ＬＤＫの４種類があるのですが、当然それぞれかかってくる家賃やその相場は異なっています。一番安いとされているのが１Ｒであり、１Ｋや１ＤＫの２つは同じくらいの家賃もしくは１ＤＫの方が高くなっている傾向があると言われています。そしてもっとも高いのが１ＬＤＫであり、間取りが広くなればなるほど当然家賃も高くなっていく傾向があります。
ただし相場がどのくらいなのかというところは全国的な平均で調べることは難しく、都道府県や市町村など小さな枠組みの中で相場を確認することが重要だとされています。と言うのも基本的に家賃と言うのはその周辺地域や建物の築年数などによって付加価値が付いてくるかどうかである程度高い安いが決まってくるので、全国の相場を確認するよりも周辺地域での相場を確認する方が確実だとされているのです。
例えば東京都内であっても新宿区と千代田区ではかかってくる費用や相場が全く異なっていますし、それが都道府県別になってくるとさらに大きな差を生じてくる地域があります。なのでどのくらいの費用がかかってくるのか、その地域の賃貸住宅の平均値はどの躯体なのかというところはそれぞれの地域で調べるということが大切になってきますし、一人暮らしの場合は特に選択できる物件の幅が広いのでしっかり情報収集をすることが重要になります。